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キノプラ太-矢野の仕事が無いAV監督日記。

AV監督、キノプラ太-矢野の仕事覚え書き。

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AVとは何か?

AVとは消耗品なのだと気づいた。

映像媒体や映画よりも風俗に近い。
射精するためのセックス幻想ツール。射精が終わったら、容赦なく「汚い」として捨てられるAVに表現なり主張なり持ち込んでも仕方がない(むしろ邪魔)。
映画で感動したりすることを、おおっぴらに語ることはあっても、風俗やAVでいかに気持ちよく射精できたか、は語られることがない。
男性には射精に対する暗黙の嫌悪感がある。
だから射精後に風俗嬢に嫌気がさしたり平気でする。
AVも同じで、AVで抜いておきながら、AVもAV女優も関係者も汚い、のだ。

AVに仮に傑作というものがあったとしても、それを発見することができない。店先から消えたAVは廃棄され手に入らない。まさに風俗店っぽい。

でもそんな消耗品に頼まれもしない表現やら主張やらを入れたがるつくり手と、お客と、AVは二重の自己満足で出来ているようだ。


人間は、これほどまでに創作、表現したい生き物なのか?
ならAVなんか辞めて自主映画でも撮れば日本映画界は面白くなりそうなのに・・・。

自主制作でもなんでもいいから、映画とAVの間を埋める作品群を紹介する場があればいいのかなぁ?
AVのスタイルで撮られたボカシが入らない程度の(入ってもいいけど)裸やセックスやウンチやげろのある低予算映画が一杯できてもいいんじゃないかな。

普通の人々って映画みたいに端整に上品にセックスもウンチもしません、って生きていないし、近所の可愛い女の子も、通学中のスクールガールもフェラして顔射されたり3Pやら4Pやらしてたりしてるのです。普通に。
でもAVほどではない。
そういう女の子のリアルって綺麗綺麗の映画では語れないし、エロに対する感覚が麻痺してるAVでも描けない(というかAVってセックスの技を競い合うスポーツ映像みたいで、全くリアルとはかけ離れている。純粋なAVを目指しすぎて一般の感覚から遊離しちゃってる)。
ラーメン食ったり、ウンコしたり、生理でぐったりしたり、なんとなくセックスしたくて知らない人とセックスしたり、恋人とはエロエロなセックスしてたり、セックスしすぎて翌日腰が痛かったり、でも表面は清楚で上品な女の子だったりする女の子たちのリアルな人生を描けるのは、そういう映画とAVの真ん中のカジュアルな映画のような気がします。

平野さんや松尾さんのAVって、女の子が見ても喜ぶんじゃなかろうか?
見れる場を作ってあげること、有名な人がきちんとした場所で紹介してあげれば売れると思うんだけどなぁ。福山雅治さんとか(AV好きって公表してるらしいし、彼が言うぶんには女の子は否定的ではない。)
そういうプチエロメーカー、誰か作りましょうよ。お金ください・・・。
  1. 2008/01/19(土) 11:04:08|
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