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キノプラ太-矢野の仕事が無いAV監督日記。

AV監督、キノプラ太-矢野の仕事覚え書き。

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AVを作る立場から。エヴァンゲリオン新劇場版

やっと見れた。
すごかった。
TVシリーズ、劇場版が手探りで模索しながら、破綻する姿までもライブ的に見せていった故の不安感と緊張感に充ちたシリーズだったけど、新劇場版はシリーズの最後に主人公のシンジ君が気付く「人の関係性のなかでこそ自分は形造られ、存在を許されるのだ」というひとつのテーマに焦点を絞って、これでもか!というくらい具体的に見せていく。

まさに単なるリメイクではなく、十数年たって、変わったであろうスタッフや僕ら観客がどれだけ大人になれたのかを問う作品になっていると思いました。
同じ話しをあえて描くことで、当時思いもよらなかった部分や感情が見えてくる、まさに「ストーリーの続篇」ではなく「作品の気分、の続篇」なのだと思います。
「王立宇宙軍」の続篇でお蔵入り?してる「蒼きウル」も、こういう「気分や精神の続篇」だったのでしょうか・・・・・・?

前のシリーズは作者自身の不安感や恐怖がもろに出るスタイルで、それが大好きだったのですが、不安で叫んでいるだけでは済まされない年齢にいつのまにか僕はなっていました。

とはいえ、完結まで先の長い話しです。
何年後か、また新たな壁と破綻があるかもしれません。
きっと生きる、というのはそういうことなのでしょう。

変な話ですが、この先、もし自分が老人ホームに入るようになった時に、エヴァの話しでホームの同居人たちと口論したりするのが楽しみになってきました。それだけの懐の深さをもった作品だと思います。


こんどこそ
「ねえ、シンジ、キスしようか」
って言葉を聴くことができるでしょうか?
僕らは。
  1. 2008/06/06(金) 20:07:20|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

監督、こんばんは。

我々のようなヤマト・ガンダム世代(苦笑)から言わせてもらうと、エヴァは??ですけどね。(笑)

綾波レイのキャラは凄く良くてそれだけで一本の映画が撮れるぐらいだと思うんですが、なにか付属に付いてくる設定が、貧相に思えて。

でも、いつのまにかアニメも市民権を得ましたね。宇宙戦艦ヤマトが好き、と言うと、それだけでドン引きの時代もありましたから。(苦笑)
  1. 2008/06/07(土) 19:26:35 |
  2. URL |
  3. の、 #n64RtCaA
  4. [ 編集]

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