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実質AVは休職中なので、とやかく言う資格はないかもしれませんが、AVって18禁という傘の下で結構幅広いものが作られてるなぁと思うのです。
恋愛感情丸出しの初恋みたいなハメ撮りものから女の子を精神的・肉体的にいたぶり壊していくもの、スカトロもの、動物もの、等々。およそセックスが映ってれば全て許されるというか、そんな甘い世界だから僕もその隙間で「初恋の女の子との同棲記録」とか「自主制作映画みたいなインチキドラマ」を作れたわけですが、でも明らかに女の子が嫌がってたり、聞いてないような虐めをされて泣いてたりするのを見ると「労働基準的にどうなんだ」と思うし、お金を払ってるんだからやれ!お金を貰ってるのだから仕方ない、という業界の嫌ぁな女の子にたいする軽視が見えて嫌悪感がでます。
そういう暗黒面も抱えたメディアだからこそ「とんでもなく面白い作品」が生まれる可能性もあるけれど、でもやっぱり女の子が安心して仕事ができて、楽しく帰れる仕事でなければなりません。
残虐なプレイを求めているマニアが見るんだからいいじゃないか?と言われても表現者として、「お金で買われてきたような」反抗できない女の子を暴力的にいたぶるというのは「表現」とは呼べません。単なるレイプ記録でしかない。(実際、酷い目にあった女の子にとってはレイプ体験以外の何者でもないだろうし、自らが招いた事として自分を責める女の子だっているはずです)
プロであるなら「お金になるなら何をやってもいい」という訳にはいかない筈です。
マニアが喜ぶからといって犯罪的表現はすべきではありません。
そんなマニアにはチベットに行ってもらって民族浄化のレイプや殺戮を見せればいい。
僕はひどくまっとうな立場でAVを今作りたいと思っています。
でもAVとはなにか?って考えてみたら「女の子が普段見せない恥ずかしい体の部分や、心の中の恥ずかしい部分をカメラの前で晒すもの」であって、それだけでも女の子にしてみたら、やっぱり嫌な仕事だろうなぁって思う。
そもそもでは何故僕らはAVを見るのだろう、ということもあって、そんな状況や、世の中の事々と関わりながら、なんらかの形で僕なりのAVを作ってみたいと、思ってます。
- 2008/04/09(水) 05:04:03|
- AVを作ること
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