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ターボ向後さんの活動はいつもかっこいい。
http://girlfriends2010.blog118.fc2.com/
一つ一つの理屈は僕には難しすぎてわからないのだが、明確な意図を持って、計算された方法で、素晴らしい技術を持って、誰もいないところへ作品を落としていく。それによって(例えばAVという)既成のジャンルが相対化されて、その存在意義が問われることになる。
何故、AVを作るのか?
何を撮り、何を伝えるのか?
それに自覚的にならず、「他の作品とのわずかな差異」でのみ面白いだの抜けるだの言いながら作ることはどうなのよ?と、問いかけてくる。
向後さんが撮ろうとしているのかもしれない「ほんとうの女の子」像は映像に定着させることが出来るものなのかどうかはわからない。ただAVはそれが出来るかもしれないメディアだと思うし、もし出来たらばAVのみならず映像表現の方向も変わりゆくかもしれない。「生と性と死を持つほんとうの女の子との関係性」こそ最高にエロであるし本当はみんな見たいと思うのだけど。
人気の出た女の子を「今回は**のコスプレねー」と、まるで新型の車や流行の料理のように消費しているAVや、映像業界(というか文化全体?)はもう一度、関係性を被写体や受け手と結び直さなければならないと思います。
それにしても、僕は向後さんの作品は馬鹿売れして当然だと思うし、今頃、超有名人になっててもおかしくないと思うのだけど、意外にそうなってないのは何故?
面白さが伝わらないのかしらん?
- 2010/08/30(月) 12:09:53|
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